またな
花火
『は?』
あたし、鬼塚癒華は…
今、親友のある言葉に……
固まっている。



『そう!花火大会☆ね?よくない?!』

笑顔でそう聞いてくるこの女…
あたしの親友の澪。



は、花火大会だとぉーーー!?



『ありえねぇ…』
ま、今は夏だし?楽しそうだし?
だけど…




ここでOKしたら、
あたし着物?っていうのか?あれは…。



あれを、
ぜってぇー…澪にきさされる。
あたしあーゆう……
いかにも、女がきます!

って感じのまじ勘弁してって話っす…。





『お願いだって~!いいでしょ!?
勇ちゃんも行こうって言ってるし☆』


勇ちゃんとはあたしの彼氏。




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