アイツ限定
「はえーじゃん。」
気づくと、後ろに村上がいた。
そして、あらゆる関節を鳴らしながら、下で練習しているバスケ部の様子を見だした。
「どう?上手い?」
あたしは、前屈しながら、村上に問いかける。
「自分の目で見て見ろよ。」
そういうもんだから、気になって、あたしはゆっくりと立ち上がる。
そして、村上の隣に並んでバスケ部の様子を見る。
その時、あたしの肘が村上の腕に当たって、少し恥ずかしくなった。
「わかった?」
相変わらずの村上の低い声。