俺様編集長サマにLOVE NONSTOP!


優しく唇を包み込んで、編集長は何度も何度も離してはまた重ねる。

信じられない…。

わたしが編集長とキスをしているなんて。

それも、告白までされて。

「仕事、しないといけないな」

唇を離した編集長は、突然そう言った。

こっちはまだキスの余韻で頭がクラクラしているというのに、すぐに冷静になれるところに温度差を感じてしまう。

デスクに戻った編集長は、もういつもの調子に戻ってるみたいだ。

今のキスは、一体何だったんだろう。

それに、わたしたちの関係は?

お互い、好きって気持ちは伝え合えたけど、それからどうするんだろ…。

「編集長…」

不安に駆られながら声をかけると、編集長はキーボードを打つ手を速めながら言ったのだった。

「すぐ終わる仕事なんだ。早めに終わらせるから。そうすれば、今夜はもっと一緒にいられる」

「一緒に?ずっと…?」

今夜は、ずっと一緒にいられるの?

本当に?
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