極道一家のマヤ
現についさっき、ケツを踏まれ怒りで担架切ったところだ。
やって…しまった。
自分の運の悪さに体から力が抜ける。
「どうした、ぎっくり腰か?」
私は地面へと座り込んだ。
いきなりこんな形で出会ったことへの衝撃と驚きもあるけど…体に力が入らない。
「変なやつ…。おら、メガネ返す」
言いながらなぜか目にではなく、前髪の方へとご丁寧にもメガネをかけてくれる美都場。
今の私に、それを直す気力も、ましてや突っ込む気力もない。