極道一家のマヤ
「あ」
歩み寄る私に気づいた神名が軽く目を見開く。
だが、すぐに…
「すごい、ほんとに買ってきてくれたんだ」
子どものとうな…あの可愛らしい笑顔を浮かべた。
でも…この笑顔に騙されてはいけない。
キレイな愛らしい顔とは裏腹に…こいつは相当の腹黒だということが判明した。
彼は、この学校の購買が激戦区だとわかっていた上で、私にパンを頼んだんだ…
おかげで私の制服と体はボロボロ。
神名はそんな私をおもしろがるように見ていた。