極道一家のマヤ
…ただの腕輪じゃないことはすぐにわかる。
なぜなら一条龍の手首にも…全く同じものがはめられているから。
「それは、『龍』のメンバーのみがはめられるもんだ」
強い瞳と共に放たれた言葉…
それを聞いた瞬間…心臓がいきなり鷲掴みされてように大きく揺れた。
彼が私に…
これを、渡したということは…
「それを腕にはめろ、マヤ。
そうすれば…お前はその瞬間から『龍』のメンバーだ」
「…っ」
胸が、これでもかってほどに脈を打つ。