オトナになるまで待たないで


開園の音楽が流れた。

お腹の底から笑いがこみ上げてきた。



「行くでー!」

「よっしゃーっ!」


いっせいに走り出す人波の中を


私たちは、

誰より早く駆け抜けて行った。

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