オトナになるまで待たないで

着替え終わってから、米山さんがくれた紙袋へ荷物を詰め込んだ。


「早くしてよ!先輩来ちゃう!」

「なんかメモ…」

「そんな時間あるわけないでしょ!?」

出口まで連れていかれた所で、

先輩らしき人が向こうからやって来た。

私は受け付け台の裏に、慌てて隠れた。

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