Lave Story




「で?誰なんだよ。お前の好きな奴って」


「……女に興味ない和也に言ってもわかんねーよ」


確かに、名前を言われてもさっぱりわからないと思う。

でも、陵の好きな奴がとんな奴なのか、とにかく気になる。


「この学校の奴か?」



「うん、同じ1年だよ。しかも~!実穂ちゃんと同じクラス♪」



……普通、好きな奴を誰かに教える時って、もっと照れるもんじゃないのか?

何でこんないつも通りなんだよ。



「なんて名前?」


「春川舞ちゃん!名前も可愛いんだよな~」

 
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秘密基地
supica/著

総文字数/4,004

青春・友情15ページ

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「高校生になったったら、またここで会おうなっ……」 まだ小学生3年生だった私たちは、泣きながらこの秘密基地でサヨナラしたよね。 大きくなったみんなを見た時は、すごく驚いたよ。 でも、やっぱり昔と全然変わってなくて…… あの頃みたいに、またみんなで笑いたい。そう思ってた。 でも…… 恋って、誰かが傷つかないといけないんだね…… 私は、またみんなで笑いたい。 私たちだけの、あの秘密基地で。

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