冷酷な彼は孤独な獣医
あなたとの思い出だけで…
なにかが変わると思っていた。


でも……






「おい!猫!エサだ食え!」






なにも変わらなかった………。






「ちょっと!猫ってやめてよ!

いつになったら、あたしは人間に昇格するの!」


「なに言ってるんだ?

今、捨て猫から猫に昇格したばかりだろ?

フッまだまだ先の事だ」


「ムカつく!」


「いいからさっさと食え!」


「はーい」


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