スパイガール
そして、私と里樹は屋上でお弁当を食べる。

「真弓、その卵焼きちょーだい♡」

私は、箸で卵焼きをとり、

「はい、あーん♡」

といって、からかってみた。

すると里樹が黙っちゃって。


私、引かれたかな。

「里樹?ねぇ、ごめん。」

「はぁ!?なんで謝んだよ?」

あれ、里樹......ちょっと顔赤い?

「もしかして.....照れた?」

私、結構にやけてるかも.....。

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