【完】ときめき☆アドベンチャーゲーム ~悪魔と天使~


大きな音と共に砕け散る破片が私に当たったけれど、そんなの驚きすぎて全く痛くはなかった。





本当に…、


びっくりした---




バクバクする心臓の音が、思いっきり自分の耳に聞こえる。


それくらい驚いてしまったのだ。



こんな事が実際に、あっていいのだろうか?





いや…、


あってはいけない。



と言うかあるはずがない。








家の横の電柱が私に向かって倒れてくるなんて---




ゴックン。



私の横に倒れ落ちた、もはや電柱とは言えないくらい粉々となってしまった物を見て、思わず唾を飲み込んだ。



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