【完】ときめき☆アドベンチャーゲーム ~悪魔と天使~
「まぁ、信じられないでしょうね。自分以外の者を虫けら同然のように扱う魔王様が」
「………」
「だからテレス様は私共にとっては、とても大切な客人なのですよ」
「だったらこの扱いは酷いんじゃない?」
すみません…と、心にもない言葉をシトリーは述べた。
そして視線をずらし、私を見る。
な、何だろう?
緊張に、ゴクンと喉を鳴らした。
嫌な予感がするんだけど---
ぐッとテレスさんを抱きしめていた手が、更に強まる。