駆け引きナシのラブゲーム
〜side.咲夜〜

帰り道。


「あ〜疲れたぁッ!でも友達できてよかった♪」

嬉しそうに俺に報告する美沙姫。


「…友達?」
俺は聞き返す。

「うん♪さっき一緒にいた子、紗羅と同じクラスの子でね!須藤旭君っていうんだ〜」



ぁあ…アイツか。
なんか、やたら美沙姫にベタベタしてた奴。

悪い奴じゃなさそうだったが…。

でも……

なんつーか……


美沙姫に触れてほしくなかった。



これはボディーガードとしてか…?


それとも・・・・?

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