別れたのに、別れられなくて。




「いらっしゃいませ〜。2名様ですね?


「はい。」

「テーブル席までご案内します。」


私達は窓側の席へと案内された。


「メニューが決まりましたらお呼び下さいませ。」



それにしてもすっごくオシャレ。

働いてる人も綺麗な人ばっかだし。


「麻里奈の彼氏は?」

「ほらほら、あそこ!!」

と指された方に目を向けると、

そこにいたのは私の『元カレ』だった。

え、なんで?

麻里奈の彼氏って‥‥‥

間違いであってほしい。

でもあそこに立って注文を伺ってるのは

紛れもなく私の忘れられない人___


< 12 / 17 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop