Stray Love Ⅰ 〜ソラノイロ〜
「どーゆー事だよ!?」


休み明けの出勤日、
店長からの電話に食いつく。


「ボーイとコンパニオンの恋愛はご法度ってゆう常識、知らない訳じゃないだろ?」

「当然だろ、するワケないじゃん」



店長はため息をついた。

「…夕月、証拠があがってるんだ。
写真もある。

まったく、
人前で堂々とイチャつきやがって…

職業考えろ!」



あぁ、アレか!

「誤解だよ、高橋にきーてみろよ」


「夕月、往生際が悪いぞ…

あいつは認めたぞ」



え…!?




そーゆーことかよ…



クソ…
ハメられた!!




「うちの店では罰金と、どっちかが退店
する決まりだ。

No.1を失うのは困るが、それより今は
ボーイの方が人手不足だ。

それにお前は、高橋に頼んで指名稼いでたんだろ?

だからNo.1獲れたんだな…」


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