彼氏に依存されました。


大毅に直接聞いてみようと近寄る。


「あのさ、気が変わったなら昨日のこと…無かったことにしていいよ?」

「は?」


まるで怒ったように眉間に皺を寄せる大毅。すんごい怖い。


あ、あれぇ?


気、変わってなかった?


「俺は変わってねえけど、お前が嫌ならそれでもいい」


そっぽを向いて言われる。もしかして拗ねたのだろうか。もしかしなくてもこれは拗ねてる。これはマズイと焦るあまり私は『そんなことないよっ』と言ってしまった。
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