天然無自覚と俺様くんの同居
「??何かしてはいけない事をした?」

「~~~~!!もう!意地悪!」

私は顔を赤く染めながら信を少し睨んだ。


「何が意地悪かなぁー…」

信はまるで独り言のように呟いていた。

「そ、それは…もういい!」

遂には私も心が折れてまた飴を食べた。


「信…羽柴くんって分からない」

私は表情を少し暗くして信に話した。
そんな私を信は子供を慰めるように私の頭を撫でた。


「平気だ…心配するな…」

信は私に優しい微笑みを見せた。
それに私も少し安心をした。
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