天然無自覚と俺様くんの同居
「ゲホ…ゲホ…な、何で?」

信は咳き込みながら由季を見つめた。
由季は顔を赤くしながら信に話した。

「今日夏実と寄り道したとき…クレープの店員がペアリングくれたの…『大切な人に渡してあげて♪』って…」

「ふ~ん…それで何で俺に聞くの?」

「な、何となく…かな」


何だ…何となくか…好きな人ね…由季だよって
言ったらどんな反応する?

信は別の事を少し考えていた。
< 63 / 402 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop