天然無自覚と俺様くんの同居
「ヨッ!信……って!何でそんな顔してんだ!?」


ハァ?そんな顔!?あ~~…俺は今チョー笑顔サイコーの気分だよ?


「は、ハハハ♪」

「ノォワ!?お前大丈夫かよ…」


昌は俺の笑顔に相当驚いてるらしい…変な奴
あぁ…確かに少し笑えてねーかも…(笑)

「ごめん昌…俺は今スゲー不機嫌なんだ…愚痴なら後で聞かせてやるから…な?」


俺は前の席に座っている昌の肩を掴んだ。


「聞きたくもない…分かったから!!まず落ち着け!」

昌は顔を真っ青にして前を向いた。


何だ…昌も分かってるじゃん…由季大丈夫かな?顔色悪かったし…。

俺は由季の事で授業が全く頭に入ってこなかった…。



< 76 / 402 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop