Never My Love❤
その出来事が起こったのは、中1の初めての大会の時のことたまたま、相手が弱かったため、運よくベスト8まで勝ち進む事ができた。

しかし、満里奈ちゃんの一回戦の相手は、優勝候補だった。

当然、満里奈ちゃんは、負けてしまった。
かなり、プライドが高いためショックは、大きかった。
今にも、泣きそうな感じで俯いていた。

私は、駆け寄って
『満里奈ちゃん、大丈夫?仕方ないよ、相手は、優勝候補の人だもん!』

『は、は、は、ほんとお前いらつくな!!!たまたま、勝てたぐらいで調子のんなよぶす。』

『ま、満里奈ちゃん?』

『前からお前うざかったんよ!運動も勉強もできないくせに、顔も、きもいし、いきんなよ!』

ほんとのことだから何も言えず黙りこんでしまった。

『一生そのキモい顔みせんなよ!』
って言うと満里奈ちゃんは、去っていた。

他の大人の人や友達みんな、励ましの言葉もなく何もなかったように振舞っていた。
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