続・危険なアイツと同居生活








「唯ちゃーん」




不意に声が聞こえ、ビクッと飛び上がる。




「何て声出してんの?

えっちなビデオでも見てんの?」




彼はそう言ってリモコンを取り上げる。




「駄目だよ、良い子がこんなもの見ちゃ」




そんな声が聞こえ、テレビが暗くなる。




あぁ……

あたしの碧……。




あたしは地獄に落ちた。






「せっかくいいところだったのに」




そう言って彼を見上げる。

彼は頬を膨らませ、




「なに?また羞恥プレイ?」




そう言った。






< 3 / 781 >

この作品をシェア

pagetop