続・危険なアイツと同居生活
緊張する。
指が震えたよ。
全然上手に出来なくて。
間違えたり、音がビビッたりした。
あたし、この人に憧れてギターを始めたのに。
それに、この黒色のギターだって、すっごい高いモデルなのに。
憧れの人の前で、惨めな演奏を披露したあたし。
穴があったら入りたい。
それでも……
「すごいね、上手じゃん」
嘘でもそんなことを言ってくれる碧。
「三ヶ月、頑張ったんだね」
何でそんなに優しいの?
碧なのに。
ドSでクールな碧のはずなのに。
こんなの反則だ。