あの世へ逝く前に貴方へ贈る
ならば、それならば、哀しみの元凶、人生に別れを告げたほうが良いのではないか、という思いが浮かんできました。

常に不幸と隣り合わせの人生。人生(ぜつぼう)から逃れるのです。

ずっと以前から考えていたことでしたが、やっと決意することができました。

その決心をさせてくれた貴方に、今では感謝しています。

季節の変わり目です。御身体に気をつけてください。 敬具


六月十八日


(了)

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