殺戮都市
しかしそのボルトを完全には弾き切れず、恵梨香さんのメットをかすめて衝撃で上体が後方に反れる。
「くっ!!何だ一体!?」
慌ててこちらを見た恵梨香さんに、明美さんが続いて二発目を撃とうとボウガンを構えた。
「やめろ!今は人間同士で争ってる場合じゃないだろ!」
しかしそれを止めたのはおっさんに。
槍でボウガンを突いて、恵梨香さんへの攻撃を防いだのだ。
「何するのよ!あいつは死神なのよ!?南軍で沢山の人を殺した死神なの!」
本当の思いを、沢山の人をという言葉で隠しているのが見え見えだよ。
どれだけ人を殺したかじゃない。
斎藤を殺したから怒ってるんだろ。
この人はいつまで斎藤を引きずるんだよ。
端末を破壊して完全に死んでしまったから、その呪縛はもう解けないのか?
「いい加減にしないか!!目の前に強大な敵がいるっていうのに、私怨だけで戦うんじゃない!」
そう怒鳴ったおっさんが明美さんの胸ぐらを掴んで引き寄せ、右手を振り上げた。
開かれた手が、勢い良く振り下ろされて、明美さんの頬を打つ。
パンッという音と共に、顔が横を向いた。
まさかの……おっさんの一撃によって。
「くっ!!何だ一体!?」
慌ててこちらを見た恵梨香さんに、明美さんが続いて二発目を撃とうとボウガンを構えた。
「やめろ!今は人間同士で争ってる場合じゃないだろ!」
しかしそれを止めたのはおっさんに。
槍でボウガンを突いて、恵梨香さんへの攻撃を防いだのだ。
「何するのよ!あいつは死神なのよ!?南軍で沢山の人を殺した死神なの!」
本当の思いを、沢山の人をという言葉で隠しているのが見え見えだよ。
どれだけ人を殺したかじゃない。
斎藤を殺したから怒ってるんだろ。
この人はいつまで斎藤を引きずるんだよ。
端末を破壊して完全に死んでしまったから、その呪縛はもう解けないのか?
「いい加減にしないか!!目の前に強大な敵がいるっていうのに、私怨だけで戦うんじゃない!」
そう怒鳴ったおっさんが明美さんの胸ぐらを掴んで引き寄せ、右手を振り上げた。
開かれた手が、勢い良く振り下ろされて、明美さんの頬を打つ。
パンッという音と共に、顔が横を向いた。
まさかの……おっさんの一撃によって。