やり残しノート ~私の存在~
「どうしたの?暗いよね。」
心配そうに覗いてくる龍太。

だって..

「だって..さあ。今日から高校二年生になる子が窓からいっぱいに見えるんだよ?」

「そー、、なんだ。まあ、俺の場合はさ、見えないからな。だからまあ、ポジティブなんだろうな!」

「ご、、めん。」

「いや、なんで?いいよいいよ!ハハッ」

そーだよね。このくらいで、落ち込まない。落ち込まない。

どうにか自分に言い聞かせた。
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