愛情の鎖
「会いたかった…」
「えっ」
「ずっと会いたかった、です」
この1週間会いたくてたまらなかった。
会いたくてしょうがなかったの。
「ずっとコウさんのことばかり考えてました」
こんな気持ちは初めてなの。
朝も昼も夜もずっと…
一人の人をこんなにも強く思ったのは生まれて初めてだ。
「だからちょとだけコウさんを充電…」
そう言ってまたぎゅうっと回した腕に力を込めると、不意にコウさんは押し黙った。
それをいいことに、そのままコウさんの背中に顔を押し付けると思いの外いいにおい。
微かに香るのは柔軟剤の香り…かな?