飼い犬に恋をした~始まりはいつも雨~
「愛華こっち」
私が駅に着くと入り口で大輝が待っていた。
「大輝…私服?」
白いTシャツに私が前あげたリングのネックレスにジーンズに赤×紺のハイカット。
かっこいい…
純粋にそう思った。
「そんなにかっこいいか?」
「はい?」
「だって硬直してるから~」
「だって…いつもと違うから」
「似合ってねーかっ」
「…見とれてた」
そう言うと大輝は顔を真っ赤にして
『せんきゅ』
そう言った。