君の背中を見つめる恋
一緒に、なれたら…?


「………」


あたしはその瞬間、

中山くんと同じ委員会に
入りたいと思った。


ただ、純粋に
中山くんと同じ委員会に…


胸が、ドキドキする。

この感じ、
私は知ってる。


そっか………

あたしは、


中山くんにまた恋をしたんだ…


そう自覚した途端、
胸がまたきゅうっとして。


同時に切ないくらい
苦しくなった。

中山くんには、

あたしに対して気持ちがないのは
もう知っているから…
< 37 / 244 >

この作品をシェア

pagetop