私だけの王子様❤︎もう一つのシンデレラストーリー❤︎

舞台の上



「始めまして、皆様。私は…今日の案内人。宮谷藍裡ともうします。」


さらさらの腰まで伸びた黒髪に

真っ白な肌。すっと伸びた高い鼻

そして海ような青い瞳

ブレザーの綺麗な制服



藍裡と名乗る少女は…美が付く少女だった。


その少女は口をかくっと上げた。


「皆さんは…童話の怖い真実を知っているでしょうか…?例えば…シンデレラ…シンデレラは、魔法使いに助けられ、舞踏会に行く素敵なお話…」


少女は腕を組んでニヤッとあやしげな笑みを浮かべた。

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