心を奪った坊主君
「妃夜〜!!!なんか報告することがあるんじゃないのか〜おい〜♪」

朝からテンションの高い葵。こいつは保育所から今までずーっと同じクラス。
いっつも喧嘩してるけどなんだかんだお互い安心感があるからいつも一緒にいる。

「聞いて〜!!!ふられたの〜!!!でもね、私諦めないんだ〜♪」

「…ふられた!?ちょっと事情聴取が必要だわ!笑」

私は葵に涼太君からの返事を見せた。
葵は自分のことみたいに話を聞いてくれる。だからいつも頼りにしている。

「これはまだ可能性あるよ妃夜!!!諦めちゃだめだ!うちはずーっと応援してるよ!!!妃夜♡てか涼太君なんなのさ〜!涼太君は妃夜のこと好きなの!?嫌いなの!?はっきりしろってな〜」

たしかに葵の言うことは良くわかる。
涼太君の気持ちが知りたいなー…

「ふられた後もLINEしててさ、これからも今までみたいに仲良くして欲しいって言われてさ〜♪だから普通に接するよ〜(*´ω`*)」

「そうだね!野球終わるまで1年あるけど、その間にうちも女磨く!だから妃夜も女子力あげてこ!!!!!!」

「うんうん!!!女子力磨く!頑張ろ葵♡葵大好き(*´ω`*)」

「はい、キモいから離れてー笑」

「え〜そんなぁぁ〜(^_^;)」


野球終わるまであと1年ー。
涼太君にふさわしい彼女になるためにJK2佐々木妃夜頑張ります(*`・ω・)ゞ
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