あの丘の上で【上】


「下野さん、立ち聞きしてたんですか?」


「そんなに責めないでよ。ちゃんと話すからさ。」


高瀬さんは立ち上がって、点滴を連れてソファのところまで来た。


「これは俺たちが聞いてもいい事なのか?」


「はい、構いません。ただし、内密にお願いします。殺されかねませんので。」


冗談には聞こえないトーンで言った。

< 165 / 468 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop