あの丘の上で【上】
「佑樹、今日は拓馬君のところに泊まるんだよな?」
「そうするつもりだったけど明日学校だし帰るよ。疲れたし。」
今日は外泊届けを出しているからどこに泊まってもいい。
「というわけで、俺は家に帰る、久しぶりに。」
「海斗はどうする?家、泊まるよね?」
「うん、そうさせてもらう!」
海斗の家は学園から少し遠い。
だから普段の休日はいつも僕の家に泊まっている。
長期休暇にしか家に帰らないらしい。