あの丘の上で【上】


「藤井君は…」


彼女の方を向くと、彼女はこちらをじっと見ていた。


「何?」


言葉が出ないのか、1度下を向き、また顔上げた。


僕の目をじっと見て、聞いた。


「藤井君は…あんな所を見たのに、どうして一緒にいてくれるの?」

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