あの丘の上で【上】


「高瀬さん、サンダル履ける?痛くない?」


持ってきたタオルで足を拭き、サンダルを渡す。


その足にさっきあったマメは消えていた。


「…もう、治ってるの。変でしょ?」


そう言って、高瀬さんは自嘲気味に笑った。


自分で治したのか…

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