おにごっこ
「どうゆうこと?」

「なんでこんな話、話したの?」

あたしは焦っていた、

「その、雫ちゃんって子とおにごっこしないといけないんだ。
因みに雫ちゃんが鬼で、俺らは逃げる方。このはなしを聞いたら誰かに話さなきゃいけない。」

「そっか、弘人は友達にその話をされたわけか。そして、あたしたちは逃げる方、か。」

あたしは呟いた

「そう。聞いたやつ全員の夢に出てきて追いかける訳じゃないんだ。でも、このはなしを知ってるやつ誰か一人の夢に
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