恋愛なんて、めんどくさい。
もやもや。
*****


はい、どうもこんばんわ。
寧々です。


ただいまの時刻
P.M. 10:28

いつもより十分近く早くついちゃって、
手を洗って、着替えて、

…ケータイの前で座っている。

別に深宮からの電話を待ってるワケじゃないし…。

もう、あと2分しても掛かってこなかったら、風呂入って寝てやる!

カチッ、カチッ、カチッ
…あと1分。

カチッ、カチッ、カチッ
…あと20秒。







…やっぱあと5分待とうかな。



♪~



いや、すぐ出たら、待ってたのバレちゃうし…。(結局待ってたんじゃん。)

ここは5コールほどしてから…。

ピッ。

「はい、柊です。」
「ん。あ、俺です、深宮。電話すんの遅くなってごめん。」


「別に待ってないし…。」
「1コールで出たくせに?」

うっ。

もう、こーゆうときは、開き直り作戦☆

「…そうだよ。深宮からの電話ずっと待ってた。」

「…そりゃどーも////」


そっちが言ってきたくせに、声だけでも照れてるのがわかる

さっきみたいに耳まで真っ赤なのかな…。


「……。」

「……。」



…そっちがかけてきたんだから何か喋りなさいよ。

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