仮カノ




「ただいま。」


「おかえりなさいませ。」


出迎えてくれたのは廉登と他数人。


「お嬢様。
次の週末にはパーティーがあるそうです。」


「えー、なんのパーティー?」


「青井財閥、20周年の記念パーティーらしいです。」


「それ、私も出ないとダメ?」


「ご主人様がお嬢様にもご出席いただきたいと。」


「まぁ、いいけど。」



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