仮カノ




でも、なんて書いていいかわからなくて、
打っては消して、打っては消してを繰り返した。


そして、やっと完成したメール。


“水城くんとは何もないから。
あの噂を消そうって話し合ってただけだから

黙っててごめん、許して”


私は送信ボタンを押した。

返信がくるかはわからない。
てゆうか、この話を信じてくれるかどうかもわからない。



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