ギャップ彼女 2
「リン、待たせたな」
声がした方へ視線を向ければ、私の右斜め前には蓮が立っていた。グレーのテーラードジャケットに、ティシャツ、黒のパンツ、ブラックブーツを見事に着こなしている蓮。
蓮は、本当にファッションセンスが良い。
いつだって、お洒落なんだ。
私にもそのセンスの良さを、分けて欲しいと切実に思う。
『ううん。私もさっき着いたとこ』
「そうか…これ、お土産」
蓮から渡されたのは、少し大きめの紙袋だった