ギャップ彼女 2
悠斗がリンちゃんを送っている間、ゾンビ達を問いただす事にしたのだが…



「いつまでも寝てんじゃねぇ!!いい加減起きろや、こら」

「…く……」



マット付近に転がっていたゾンビの1人の胸ぐらを掴んだ蓮が声を荒げた。



迫力満点の蓮。



「よくもリンを襲ったな!?お前らの事、絶対許さない!起きやがれ!!」

「…う…」




伊吹は、跳び箱の前にいるゾンビの肩を激しく揺さぶっている。そのおかげでか、ゾンビ達は意識を取り戻した。




ゾンビ達は自分達の状況に気づいたのか、顔面蒼白だ。



「さぁ、話してもらいましょうか?」



いつになくブラックな笑みの翔。
完璧キレているのが分かる。



「それは…」

「沈められてぇか?」

「「……ヒッ…」」

「正直に話さないと困るのは君達だよ?」

「「…っ」」





蓮と翔の最強タックルの完成だ。
そして、俺たちは知ったんだ。




この事件の真相を…




〜 隼人 SIDE END〜
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