ギャップ彼女 2
愛莉が黒板に書いていくようで、チョークを持って立っていた。


そして佐々木くんが口を開いた


「まずは選抜リレーから。この競技は配点が高いから、やっぱり早い人じゃないとな。確か、このクラスに陸上部はいなかったよな…。しょうがねぇ、推薦で。男女1名ずつ。誰かいねぇか?」


「はーい。」と1人の男の子が手を挙げた。

「はい。高橋」

「海斗がいいんじゃねぇか?部活でも、かなり早いしな。」

「えっ?俺!?」

「月島いいか?」

「……あぁ。いいぜ」



男子はすぐに海斗に決まった。海斗は足早そうだもんね。




「次、女子な。」

「誰か、いねぇか?」


佐々木くんが尋ねるものの、シーンと静まり返る教室。
そりゃ、誰だって責任重大の選抜リレーなんて出たくはないと思う。私だって嫌だ。


それに、死にもの狂いで走る姿を、好きな人に見せたくはないはずだ。普段から走る事になれている人は別として…。




あいにく、このクラスには陸上部がいない。運動部は誰かしらいると思うけど。
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