貴方の背中【短編】
「少しおっちょこちょいでそれがまた可愛くて・・・」




先輩はそう言うと赤くなる。





私も何だか頬が熱くなった。




「こんな俺だけどいいのか?」





「はい!!」





「手ぇ早ぇーぞ?」




「はい!!!」




私と先輩は笑いあい、キスを交わした。




「なっ!!だから言ったろ!!」




先輩との初キス。




やっと先輩の背中に追いつけたんですね・・・



嬉しい。



いつまでもこんな日々が続きますように―――
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