Shining Moon&Star's 完結
「、、、高、かったでしょ?」

「お前。値段のことは、口にすんなよ」


そう言って、はにかむ星夜。


絶対、高いよ。


だって、こんなにもあたしの手で、、、輝いているんだもん。


あたし達の「未来」を、迷わないように、、、照らしてる。


「星夜。この、、、約束だけは、守りたい」

「守りたいじゃなく、守るだろ?」


星夜は、そんな言葉を言うと、、、


__ギュッ__


あたしのことを、抱き締めた。


「こんな俺だけど、これから先、、、どんなことがあっても、付いて来て下さい」


その答えに、あたしは迷うことなく答える。


「はい」


だって、その答えしかあたしには、、、用意されていないから、、、

< 291 / 295 >

この作品をシェア

pagetop