Shining Moon&Star's 完結
そんなあたしの言葉をスルーし、彼らは適当に席に着く。


「ちょっと、人の話聞いてんの?」

「来てやったんだから、良いだろ?」


徹平が言う。


まぁ、来なきゃ困りますけど、、、


、、、うん?ちょっと、待て!


この補習は、あたしのためのモノじゃなくて、彼らのためのモノでしょ!


徹平の言い方だと、「俺らは、わざわざ来てやった」みたいなことじゃん。


こっちは頼んだんじゃんく、君らのためを思ってだねぇ、、、


そんなことを話したところで、時間の無駄だ。


もう1時間も無駄にしてるんだから、早く始めよう。


そう、自分を納得させたのに、、、


「涼も食べるか?」


なんて、翔平がお菓子を取り出し、涼に渡す。


「サンキュー」


そのお菓子を、涼も受け取ってるし。


< 3 / 295 >

この作品をシェア

pagetop