∞幸福フィロソフィー∞
突然の訪問客に
慌てながらもお茶を出す。

「あ゛づー。」

カオルはちゃっかりスーツのジャケットを脱ぎ捨て
パタパタと手で仰ぎながら
クーラーの前に立って冷気を浴びている。

「どしたん急に。」

手土産を開けながらカオルに声をかける。

「んー?いや、それcocorikoのケーキ。
たまたま近く寄ったし買ったから。
お前好きやったやろ。」
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