False love
それからすぐに「うん、また電話するね」
と聞こえてきたと同時に
俺は部屋に入った。
「あ、おかえり。
日和も入ってこようかな。」
「日和?」
「ん?」
「ぎゅーってしていい?
てかする。」
抱きしめた時に当たる
日和にあげたネックレスが冷たい。
「えっ、あ、どうしたのっ。」
「日和のこと俺が幸せにするからな。 」
「えーっ、どうしたのいきなりっ」
「日和大好きだよ。」
「日和も大好きだよ。」
一人の女に、しかも客じゃない女に
こんなにハマる俺ってほんとおかしい。