兄妹みたいな幼なじみの恋
諦めても味方はいる
「ただいま…」

屋上を去ってそのまま真っ直ぐ家に帰ってきた。

「おかえりるりこ、ちょっとお願いがあるんだけどー…どうしたの⁇」

泣きながら帰って来て目を真っ赤にした私を見てお母さんがビックリしている。

「うぅ…おかあ…さん」

お母さんの顔見たら安堵してしまった。

舜の事、屋上の事、私の気持ちの事も。

「そっか。お母さんはてっきり舜君とるりこが恋人になると思ってたわ。」

「私だって好きだけど…舜には彼女いるから仕方ないんだよ…」

「お願いしたいことあったけど、今のるりこじゃ無理ね」

「お願いしたいことって⁇」

「舜君の家にこれ持って行ってもらいたかったの」
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