嘘告白されました。



ガチャ

再びドアを開ける。




・・・いる。そこに確かにいる。



「な、なななんで恭弥があたしの部屋にいるの!?」

そう、そこにいるのは恭弥。
部屋の真ん中に「よっ!」とでも言いたげな感じで座っている。


あたし、さっきまでどこに呼び出そうか、とか考えたのに?


まさか、自分の部屋にいるとは思わないでしょ?



「・・・これって不法侵入じゃないの?」

「不法侵入じゃない。
断じて違うから。」


恭弥は苦笑いを浮かべて言った。


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