恋伝鳥!!!

『剣たるもの、この手で握り、我より放つ。ヘビのように舞うムチのように、空を舞う鳥のように!!

八方鳥剣(はっぽうちょうけん)っ!!!!』

シュッ!!

「うあぁああっ!!」
「翠!!!」
八方鳥剣は、唱えると剣が出てくる。
しかしそれは、本当には切れないが、当たると体が裂けるように痛む。

シュッ!!ザッ!!!

「ぐ…ぁあっ!!!」
「ふっ、どうだ。私をナメてると、こうなると前から言っているだろう。」
「ひっ…日向…こ、これは…あなたの…本気なの?」
「いや、全く。私が本気を出したら、お前死ぬぞ?」
< 49 / 97 >

この作品をシェア

pagetop